Y's DIARY

Y's DIARY


時をかける少女



 『時をかける少女 通常版』『時をかける少女 限定版

 真琴、千昭、功介、3人はずっと一緒だと思ってた。7月13日、あの日までは…。

 ひょんなことから、時間を過去に遡らせることのできる「タイムリープ能力」を手に入れた紺野真琴は、その力を自分の私利私欲のために使う。とは言え、それは、ほんの些細な、ちっぽけな欲を満たすためだけの行為だった。しかし、自分のことだけを考えたその些細な行為が、いつの間にか周りの人間に大きな影響を与えていて…。


 主人公・紺野真琴はドジで、単純で、馬鹿で、鈍感だ。良かれと思ってやったことが空回りして、逆に問題をこじらせてしまったりする。前半は、そんな真琴にイライラしてくる。しかし、徐々にそれがどうにも可愛く思えて仕方なくなってくる。どうしようもなく駄目な要素を備えているところが人間くさくて、そこが真琴の魅力なのだ。

 作画面では、風景がとにかく綺麗である。緑のグラウンド、青い空、白い入道雲、とにかく爽やかで清々しい。そんな風景の中、仲良し3人はキャッチボールをする。バッティング勝負をする。彼女ら3人の間で、のほほん・のんびりとした時間が流れているのが、観ているこっちにも伝わってきて、何とも微笑ましい。そして、羨ましい。

 可笑しくて、爽やかで、甘酸っぱくて、切なくて…。何度も見返したくなる作品。今まで観た映画の中で間違いなく最上位に入る作品。

 最後に…。

 千昭、カッコよすぎ。

年末

 昨年の年末の記事を読み返してみて、今年の目標に「体を絞る」というものを打ち立てていたことを思い出した。確かに、昨年末実家に帰ったときに体重を量ったときの衝撃は今でも覚えている。それで、今現在はどうなっているかというと、「減量には成功した」と言っていいだろう。昨年末に比べて、今は7キロ程度体重は減っている。ただ、「体を絞る」ことに成功したかと言えば、う~ん…という感じだ。体脂肪率の方はそれほど落ちてないのである。5キロの減量に成功した今年2月の記事において、「ここからが本当の『体を絞る』段階である」なんて書いてるが、結局その後「ダイエット」カテゴリーの記事は更新されることなく今に至っている。まぁ、その頃の体重を維持できているだけでも良しとするか。

 さて、年末と言えばやはり帰省である。俺は明日(27日)柳川に帰る。本当は28日に帰るつもりだったのだが、チケットの予約をずっと後回しにしている内に28日以降の便は全て完売してしまっていた。そこで、前倒しして27日に帰ることにした。しかも、今から予約しても通常料金でしか買えないってことで、思い切ってスカイメイトで帰ることにした。
 スカイメイトとは、空席がある便に通常運賃よりずっと安く乗れる制度である。ただ、もちろん条件がある。まず、年齢制限。俺が利用しているスカイマークの場合は、満12歳以上~満22歳未満が対象である。俺はぎりぎり対象年齢だからこれは問題ない。ただ、問題は予約不可であるということ。つまり、当日空港に行ってみるまで乗れるか乗れないかわからないし、極端な話、空席が全くなければ、帰れないわけである。
 その問題の27日の空席状況だが、午前中であればまだ空席があって何とか乗れそうな状況だ。寝坊して帰れなかったなんてことにならないように、今日はもう「寝ない」ことにしようと考えている。帰り支度もまだ出来てないし…。夜を徹して帰り支度、朝一番に飛行機で福岡へ、なんてのも、まぁいいか。

アニメがお仕事!



 『アニメがお仕事!

 尾道出身の福山イチ乃と二太、2人は二卵性の双子。それ自体はそう珍しいことではない。

 ただ、2人が共にアニメーターであることを除けば…。

 よくセルフカットに失敗するイチ乃と、アムロ似(連載開始当初)の二太、この双子が主人公(どんな人物説明じゃい)。単行本の帯に書かれたキャッチコピーを引用するなら、ジャンルは「頑張る双子のアニメーター青春グラフィティー」ということになろう。

 舞台は、1995年前後のアニメ制作現場(作品中のどこにも明記されていないが、恐らくこのあたりだと思われる。途中、時代が錯綜しているような箇所もあるが)。オタクなどを描いた、いわゆる「消費者」視点の作品は最近よく見るが、このように「制作者」側の視点で描かれた作品は珍しい。アニメーターとしての実績があり、アニメ業界の酸いも甘いも知っている石田敦子だからこそ描ける作品だろう。

 保障はない。安定した収入もない。アニメを観なくなった友人に馬鹿にもされる。自分より上手い人がごろごろいる環境の中で挫折もする。だけど、もっとアニメーターとしての自分の腕を上げたい。アニメの世界に携わっていたい。

 だって、アニメが大好きだから。

 熱く、熱くなれる作品。

 アニメが好きな人にも、そうでない人にも、お薦め。

ハトのおよめさん



 『ハトのおよめさん

 俺はアフタヌーンを読みながら、精一杯笑いをこらえていた。そのとき読んでいたのが、この「ハトのおよめさん」、通称「ハトよめ」。

 ハトのおよめさんとその愉快な仲間たちが繰り広げる、ドタバタハチャメチャ支離滅裂不条理ギャグマンガ。

 ストーリー性など皆無。しかし、それでいて前後の話の整合性は意外にもしっかりとれている。いや、まぁ普通はそれが当たり前なのだが…。

 ハマる人はとことんハマり、合わない人はとことん合わない、そんな作品ではないかと思う。そういうわけで星4つ。

 興味を持った人は、是非一度読んでみてほしい。

 いいから。

イキガミ



 『イキガミ

「明日、確実に死ぬ。明日、どう生きる?」

 国家繁栄維持法という法律のある国。そこでは国民は皆、小学校入学と同時に予防接種の注射を受ける。その中にはランダムに0.01%の確率でナノカプセルが混入されており、それを注射された人間は18~24歳の間に確実に死ぬ。常に「死」を意識させることで、「生命の価値」に対する国民の意識を高めることが、この法律の目的である。

 「選ばれた若者」には、死の24時間前に通称「逝紙(イキガミ)」と呼ばれる「死亡予告証」が配達される。「自分が24時間後に確実に死ぬ」という極限状態を前にしたとき、若者は最後の1日をどう過ごすのか…。


 3話で1エピソードが完結する作りになっており、基本的に1エピソードにつき1人の若者の最後の1日が描かれる。
 いつか「死ぬ」からこそ、意識できる「生きている」という感覚。その「死」が24時間以内に確実に訪れるとなれば、そのときに意識される「生」はとても想像し得ないくらい強烈なものになるだろう。
 もし「明日確実に死ぬ」ということを知らされたとき、自分だったら最後の1日をどう過ごすだろうか。今の自分に、「まだ死にたくない」と言わせ、「死」を拒み「生」に執着させるだけの「何か(それは例えば将来の夢や希望であったり、恋人や家族などの存在であったりするかもしれない)」はあるだろうか。果たしてそこにドラマチックな最期はあるだろうか。そんなことを考えた。それが「ない」としたら、あまりに虚しすぎる。しかし、「ある」と断言する自信は、今の自分にはないような気がした。

 作品中に「イキガミは、本人次第で『生きる紙』にも『逝く紙』にもなる」という内容の言葉がある。

 あなたには、「イキガミ」を「生きる紙」にする自信はありますか?

« »

12 2007
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
Profile

うーすけ

Author:うーすけ
30代男。
三度の飯より鷹命。

Blog Search
Recent Entries&Comments
 
Monthly Archives