Y's DIARY

Y's DIARY


これだから採点競技は

 1年前にこんなことを書いた。

 今日はたまたま先日の休出分の代休で家にいたこともあって、フィギュアスケート女子フリーを観ていたのだが、やはり同じことを思った。

 キム・ヨナと浅田真央の点数に20点ほどの差が出たが、正直納得できない。

 確かにキム・ヨナの演技がノーミスであったのに対し、浅田真央には若干ミスがあった。それは事実だ。

 しかし、トリプルアクセルを決めたのは浅田真央が五輪史上初ということではないか。それも2回。SPも含めると3回。

 にも関わらず、これほどの差が出るものか?

 表現力とか芸術点とか、具体的にどういう基準があってどう採点しているのか俺にはさっぱりわからない。というより、そもそもそのような審判の主観が大いに入り込む余地があるということそのものが理解できない。

 「曲のよさを十分に表現していた」とか、何をどう判断したのか全く理解できない。そんなの審判のさじ加減ひとつだろ。

 名前は忘れたが、男子フィギュアの銀メダルを獲った選手が言ったように、高い難度の技(ジャンプ)が評価されるべきではないのか。「難度の高い技を決める」=「高得点」であれば、誰の目にも採点基準が明らかですっきりするはずだ。

 キム・ヨナの演技は確かに素晴らしいものであったと思う。それに対してどうこう言うつもりはない。しかし、それにしても点数が異常ではないか。

 キム・ヨナと浅田真央の間に存在する20点もの差、その採点根拠を聞きたい。

 表現力? 曲に対する理解力?

 そんなものが採点根拠であるならば、これほどうすら恐ろしい競技はない。



 フィギュアスケートが芸術であるならば、それに点数などつけるな。

 競技であるというのならば、採点基準を明確にしろ。


 これだから採点競技は嫌いだ。

新参者



 2010年版『このミステリーがすごい』で1位になっていたという理由で購入。

 それだけの支持を得ているということが事実としてある以上、期待を外れることはないだろうという安心感を持って読み始めた結果、全く期待に違わぬ面白さ。

 小伝馬町で起きた女性殺害事件を巡る警部補・加賀恭一郎の活躍が全9章構成で描かれているのだが、それぞれの章がそれだけでもひとつの短編として読めるほど綺麗にできている。それ故、短編集を読むような感覚でさくさくと読み進めることができる。

 そしてその一方で、そのような個別のエピソード(章)を追うごとに事件の謎が徐々に明らかになっていく。それはまさに、事件の解決に向けてパズルのピースが集約されていくようである。


 本作品を貫くキーワードである「人情」が感じられる各エピソード、そしてそれらが事件の真相に向かって積み上げられていく構成、どちらも素晴らしい。なるほど評価されるわけだ。

 『Another』に続く5つ星作品。

リピート



 ある時間帯、ある場所に行くと、その時点での記憶を保持したまま、意識だけを9ヶ月前の過去にタイムトリップさせることができ、その9ヶ月間をやり直すことができる。その時間遡行―「リピート」に、あなたを招待します。

 毛利啓介のもとに寄せられた、「カザマ」と名乗る男からの電話。

 あまりに非現実的、信じられるわけがないと思いつつも、その男は確かに「未来を知っているとしか思えない」予言を成功させ――。



 先日の『イニシエーション・ラブ』に引き続き、乾くるみの作品。別に乾くるみ特集ではないが、書店で本を物色していたところ、どうも気になったため手にとってみた。

 スリルあり、本格ミステリ的謎要素あり、と先が気になる展開で、1日で一気に読んでしまうくらい面白い作品だった。

 ただ、物語の中にぐいぐい引き込んでいく力はいいのだけれど、その分ラストが何とも物足りない。強引さがあって今ひとつ納得できないところがあるし、読後の余韻もさほど残らない。

 ……何か、俺が嫌いな、いわゆる「評論家」っぽい口ぶりだけど、あくまでこれは俺の「感想」ですんで。

 あと、これから読む人の参考までにひとつ。
 ネタバレにはならないと思うけど、「リピート」という現象それ自体には何のトリックもなく、「現実としてそれが起こるのだ」という認識で読み進めた方が楽しめるかな。俺はどうもそのあたり現実志向というか本格志向というか、その現象にも何かトリックがあって、それが最終的に解明されるのかと少し期待していたんだけどね。



 さて、乾くるみの作品を2冊続けて読んだわけだけれども、なるほど確かに面白い作品を書く作家だとは思う。

 しかし、どうしてもこの人が書く主人公の青年像が好きになれない。読んだ2作がたまたまそうだっただけなのかもしれないけど、どっちも(特に『リピート』の毛利)女たらしなんだよな。しかも、決まって妊娠させるという。もう、アホかお前と。

 おかげで、『リピート』に関してはほとんど全く主人公に感情移入できず、主人公が窮地に陥る場面でも「そのまま死んでしまってもいいのに」と思ってしまった。

 途中からは主人公に対して嫌悪感を覚えながら読み進めるというね(笑)。

 逆に言えば、それでも最後まで読みたいと思わせる面白い展開だったことは改めて言っておこう。

イニシエーション・ラブ



 『イニシエーション・ラブ』 - 乾くるみ(2007)

 これより先に『ゴールデンスランバー』を読んだのだが、先にこちらの感想を。

 帯や裏表紙の紹介文に踊る「必ず二回読みたくなる」という文字。

 これはラストにさぞやとんでもないどんでん返しが待っているに違いない。そう期待させるだけの宣伝文句である。

 しかし、結論から言えば、途中で何となくラストの展開の予想がついてしまった。なので、最後から2行目の問題の文章を読んだときも、驚くというよりは「う~む、やっぱりそういうことか」と思ってしまった。

 思うに、この作品は端々にヒントを出しすぎているのではないか。それもさりげなくではなく、かなりあからさまに。伏線が伏線でないというか、伏線が伏線であることを主張しすぎているというか……。それ故、途中で物語の構造がぼんやりと見えてしまうのだ。

 もう少しこの箇所をぼかして表現していれば、自分も確実に騙されたかもしれないと思う箇所がある。ただ、逆に言えば、それだけこの著者は読者に対してフェアだったということなのだろう。

 さて、ここまでだと芳しい評価ではないように読めるが、そういうわけではない。

 初めからこの物語の構造をしっかりと知った上で再読すると、確かにそれはそれで新しい発見があって面白いに違いないし、紹介文もあながち大袈裟ではない。

 ラストを大どんでん返しに持っていくにしては、ややヒントを出しすぎのきらいはあるが、そうでないものをあたかもそうであるかのように思わせる、この作品のような小説ならではの文章トリックは大好きだ。

 文庫で250ページほどと短い作品でもあるし、一度読んでみて損はないのではないだろうか。

Another



『Another』 - 綾辻行人(2009)

 夜見北中学校の3年3組にまつわる「呪い」を巡るホラーミステリ。

 26年前の3年3組で起きた「ミサキ」という名の生徒の死、そしてそれに対するクラスの対応を発端として始まったとされる「呪い」。

 「呪い」は年によって不定期で訪れ、それが「ある年」には3年3組のクラス関係者が次々と命を落としていく。

 その夜見北中学校3年3組に転校してきた榊原恒一は、不思議な魅力を持つ少女「ミサキ・メイ」と出会う。

 何とか彼女に近付こうとする恒一だったが、まるで自分以外のクラスメイトにはメイのことが見えていないようであることに不審を抱き……。

 そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが悲惨な形で最期を遂げる……。

 「今年は『ある年』だったのだ」

 次々と死んでいくクラス関係者。

 この「呪い」を止めることは果たして可能か、不可能か。



 久しぶりに綾辻行人の本を読んだ。

 この作品は、「呪い」という人智を超えた超常現象を扱っており、それは理屈抜きに「そういう現象なのだ」とされている(裏で全てに通ずる犯人がいるわけではないということ)。

 それゆえ、ジャンルとしては本格ミステリというよりはホラーなのだろうが、もちろん、そこにもしっかりとミステリの要素はある。

 それは「What?」「Why?」「How?」「Who?」という疑問符で表されている4つの謎である。

 作中で3年3組の呪いを巡るそれらの謎が順番に明らかになっていくのだが、特に最後に「Who?」の謎が明らかになったときの衝撃を受けて「あぁ、やはりこれはミステリ小説だな」と安堵した。

 それまで頭の中で構成されていた物語が最後の最後で一気に覆される圧倒感と爽快感。

 これぞまさにミステリ。これがあるからミステリを読むのはやめられない。

 そしてまた、1つの物語の解決を見つつも、しかしそれはあくまで1つの終わりでしかなく、実際には根本的な問題は何も解決していないのではないかと思わざるを得ない、もやもやとした読後感はやはりホラーであった。

頭の中お花畑

 脱税総理と裏金幹事長の真っ黒コンビのおかげで、というべきか、ここ数ヶ月は政治にも関心を持ってニュースを見ている。

 討論番組や国会中継を観ていて感じるのは、何といっても民主党の連中の異常さである。

 脱税総理を筆頭に「小沢幹事長を信じたい」とか、馬鹿かと。「信じる」とか「信じない」とかの問題じゃないだろ? 潔白を信じているのなら、もっと説明責任を果たすよう求めろよ。

 たぶんだけど、今の民主党連中の思考回路って、仮病で学校休んで「俺は熱があるんだ、俺は熱があるんだ」と言い聞かせているような状態と同じなんじゃないかと思う。

 ……と書きながら思ったのだが、そうやって自らの行為を正当化しようとする人間の根底には、少なからず何かしらのやましさがあるはずだ。

 自分の行為を正当化しようとするのは、実際にはそれが不当なものであることを自覚しているからであり、そしてそれを批判されることを恐れているからだろう。

 だが、果たして連中にそんな意識があるかどうか……。何の疑いもなく「鳩山総理は潔白だ! 小沢幹事長も潔白だ! どちらも秘書の問題だから関係ない! 民主党万歳!」とかって思ってそうで怖い。

 あと、こいつらの言葉ってホントに抽象的なきれいごとばかりで、よく聞くとほとんど中身がない。俺が嫌いな言葉である「きっちり」とか「きちんと」とか「適切に」とかいう抽象的な言葉をよく使うんだよね。具体性がないから、「何を、いつまでに、どうする」というのが全然伝わらない。

 俺の選挙区の候補であり、民主党でありながらも保守系議員ということで投票を考えたけれども、松原仁さん、あんたに票を入れなくてよかったとつくづく思うよ。

 この状況で内部から声を挙げられないのなら、もう何も期待などしない。

すぐ忘れる

 ついこの前「毎日更新ペースに戻してみる」なんて言いながら、結局はこれですかい。

 まぁこんなもんか。

 無理せず続けていきましょう。

販促



 冬コミ前に描いて、当日の販促POPにでもできればよかったのだけれど、そんな余裕は全くなかったからな~……。

また毎日

 (事実上)毎日更新してた頃のブログを読み返してみると、ひとつひとつの内容は大したことなくて、ホントにチラシの裏にでも書いとけレベルなんだけど、その当時の状況が思い出されるから何だか面白い。

 このときはこんなことで悩んでたな~とか、このときは楽しかったな~とか、懐古癖はあまりよくないと思っていながらも、振り返るってみるのは楽しいんだよね。

 いっちょ、更新ペースを一時期の毎日更新ペースに戻してみますかね。

麻雀

 昔から麻雀のルールを覚えたいと思っていたのだが、役の種類を見ただけで「こんなの覚えられねぇ」と諦めていた。

 だが、先日会社の先輩の家でいろいろと教えてもらいながら夜通しやったおかげで、すっかりルールを覚えてしまった。習うより慣れろ、である。

 そして、すっかりハマってしまった。

 状況に応じて待ちを変えたり、捨て牌から待ちを読んだり、純粋にゲームとして奥が深くて面白い。

 さて、今日は2010年2月2日。

 20100202。

 0捨ての1待ちか。

« »

02 2010
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 - - - - - -
Profile

うーすけ

Author:うーすけ
30代男。
三度の飯より鷹命。

Blog Search
Recent Entries&Comments
 
Monthly Archives