Y's DIARY

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イキガミ



 『イキガミ

「明日、確実に死ぬ。明日、どう生きる?」

 国家繁栄維持法という法律のある国。そこでは国民は皆、小学校入学と同時に予防接種の注射を受ける。その中にはランダムに0.01%の確率でナノカプセルが混入されており、それを注射された人間は18~24歳の間に確実に死ぬ。常に「死」を意識させることで、「生命の価値」に対する国民の意識を高めることが、この法律の目的である。

 「選ばれた若者」には、死の24時間前に通称「逝紙(イキガミ)」と呼ばれる「死亡予告証」が配達される。「自分が24時間後に確実に死ぬ」という極限状態を前にしたとき、若者は最後の1日をどう過ごすのか…。


 3話で1エピソードが完結する作りになっており、基本的に1エピソードにつき1人の若者の最後の1日が描かれる。
 いつか「死ぬ」からこそ、意識できる「生きている」という感覚。その「死」が24時間以内に確実に訪れるとなれば、そのときに意識される「生」はとても想像し得ないくらい強烈なものになるだろう。
 もし「明日確実に死ぬ」ということを知らされたとき、自分だったら最後の1日をどう過ごすだろうか。今の自分に、「まだ死にたくない」と言わせ、「死」を拒み「生」に執着させるだけの「何か(それは例えば将来の夢や希望であったり、恋人や家族などの存在であったりするかもしれない)」はあるだろうか。果たしてそこにドラマチックな最期はあるだろうか。そんなことを考えた。それが「ない」としたら、あまりに虚しすぎる。しかし、「ある」と断言する自信は、今の自分にはないような気がした。

 作品中に「イキガミは、本人次第で『生きる紙』にも『逝く紙』にもなる」という内容の言葉がある。

 あなたには、「イキガミ」を「生きる紙」にする自信はありますか?
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Comments
なんか 
バトロワぽい
>ゐの熊 
バトロワ観たことも読んだこともないのでよくはわからんが、「死」を題材にしてるのと、その設定の荒唐無稽さなんかは似てるかもな。

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30代男。
三度の飯より鷹命。

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