Y's DIARY

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駄作

 録画しておいた「DEATH NOTE リライト2 Lを継ぐ者(以下、「リライト2」)」を観たが、これはひどい。

※以下、大いにネタバレを含みますので、その点をご了承の上お読みください。

 Lが死んで以降の、いわゆる第2部(アニメ版では約10話分。約200分)をたった2時間弱にまとめようというのだから、かなり強引な展開になっているだろうとは思っていたが、それでもひどすぎる。

 メロが起こした、粧裕誘拐からノート強奪に至る一連の事件(以下、メロ事件とでも略す)はまるまるカットされてるし、月が裁きの代行者に魅上を選ぶ過程も全く描かれていない。もうとにかく無茶苦茶。

 それでも、物語として矛盾なく編集されてれば問題ないのだが、不自然な点がありまくりなのである。

 メロ事件は起きていないことになっているのに、その一件でメロが負った傷はしっかり顔にあるし、ニアは「メロがいろいろやってくれたおかげでだいぶキラが絞れました」とか言ってる(何をやったわけ!?)し……。

 しかし、何と言っても一番不自然なのは「いつの間にかメロの本名がバレている」という点である。

 原作では、事件解決のために死神と目の取引をした夜神総一郎がメロの顔を見たことで彼の本名が明らかになるわけだが、その過程を一切描いていない(というか、なかったことになっている)、この「リライト2」では、月がメロの本名を知る術はなかったはずだ。それなのに、何故か高田清美はメロの本名を知っており、彼を殺すことが出来た。無理矢理辻褄を合わせようとすれば、彼女が死神と目の取引をしていたとも考えられるが、そういう描写も一切なかった。

 それまでも強引な展開に呆れていたのだが、この「高田がメロを殺す」シーンで一気に冷めた。

 更に、これは今回の「リライト2」というよりアニメ版そのものの問題なのだろうが、ラストシーンもひどい。

 松田から何発もの銃弾を浴びて瀕死状態のはずの月が、外に歩いて出ていくのである。それも、直後にその行方を追った松田らも見失ってしまうほどの速さでwwwwwww
 しかも、逃げた隙にニアの名前をノートの切れ端に書けばいいものを、そんな素振りは全く見せない。ただ、ゆらゆらと歩くのみ。

 そして、魅上は持っていたペンで心臓を刺して自殺するのだが、それが「ペンを刺したくらいでそんなに出血するか?」というくらい不自然な大量出血なのである。
 あぁ、そうか、魅上はジムに毎週欠かさず通っていたから、ものすごい筋力がついてるんだな!

 ……って、何なんだよ、これ……。最後の最後でギャグかよ……www

 原作を知らない&アニメ版を観ていない人にとっては、何が何だかわからない話になっているし、原作を知っている人にとっては、矛盾ありまくりで破綻した話になっている。

 つまり、「DEATH NOTE」に興味を持って「ちょっと観てみようかな~」という人にはお薦めできないし、ファンの人には尚更お薦めできない、ということである。

 はい、はっきり言って駄作です。

 こんなの作って恥ずかしくないの? ねぇ? 恥ずかしくないの?



 あと、これは俺の個人的な好みの問題なので人それぞれ意見はあるだろうが、ニアとメロの声が自分が想像していたものと違って、すごく違和感があった。

 まず、ニアは女性声すぎる気がした。何か、少年というよりは少し声の低い女性という感じで、正直ニアには合っていないと思った。俺のイメージだと、斎賀みつきあたりが合いそうな気がするのだが。

 次に、メロは落ち着きすぎている気がした。もっと、どこかイッちゃってる感じの高い声を想像していたのだが、低くて落ち着いたナイスガイな声だった。冷静さに欠けるのがメロの短所のはずなのに、何だかすごくしっかりしてそうな声で、これもどうかと思った。

 始めに書いた通り、これは観た人によって感じ方は違うだろうけどね。
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30代男。
三度の飯より鷹命。

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