Y's DIARY

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寂寞

 ※出来れば、この曲をBGMにお読みください。個人的に涙腺崩壊曲だと思っている1曲です。





 ハハッ。

 驚くほどあっけなく卒論発表会が終わった。

 特別な予定が入らない限り、ゼミ関係の人と会うのはあと卒業式くらいのものだろう。

 最後くらいはゼミ生で集まったりするものなのかと思っていた(期待していた)けど、その終わりはあまりにもあっさりとしていて、そしてそれは一方ではあまりにも予想通りの展開だった。

 「あぁ、俺の大学生活は実質もう終わったんだ」

 もうあの坂道を登ることもないし、あのゼミ室に集まることもない。学食のあの窓側の席で小運動場を見下ろしながら、友達と昼ご飯を食べることもない。

 寂寞の思い、ここに極まれり、といったところか。

 でも、わかってる。

 本当に寂しいのは、あの坂道を登らないことでも、あのゼミ室に集まることがないことでも、学食で友達と昼ご飯を食べることがないことでもない。

 あの人と会うことがなくなるから、だってこと。

 そもそも、俺がゼミに特別な意識を持っているのだって、それが原因だったんだから。

 俺が「ゼミ生で集まることがなくて残念だ」と言ったときの「ゼミ生」というのは集団全体を指していたんじゃなくて、ある特定の個人を指していたんだ。

 あぁ、そうだ、そうだったんだよなぁ。書きながら改めて実感。

  気付いた恋にフタをして 永遠のトモダチを選ぶ
  それでいい それもいい
  答えはもう出てる

 その方が楽だから、その方が傷つかないから。

 ハハッ。



 彼女は卒業後、自分の夢を叶えて某出版社で漫画編集者になるという。

 俺は、自分の夢でも何でもないくだらない会社に入って、くだらない仕事に追われるのだろうか。そして、くたびれるのだろうか。

 今の時点でわかってる。この春入社することになっている会社、そして仕事の延長線上に俺の夢なんてない。

 仕事は仕事、趣味は趣味。そうやって割り切ってしまえば、楽しめるのかな。いや、実際その方が楽しいのかもしれない。

 でも、それでいいのか?

 嫌だ。

 俺は目立ちたい。俺は自己顕示欲の強い人間だ。

 この半年ほどゲームを作っていて、そしてその中で絵を描いていて、強く思った。

 はっきり言って俺の絵は下手だし、実際にそれが原因で大いに叩かれはしたけど、だからこそ余計に絵で勝負したい……というか、見返してやりたいという思いがある。

 しかし、それにはそれ相応の覚悟が必要。

 安定志向などというものを捨てなければやっていけない。

 でも、今春入社予定の会社に安定なんて求めてないし、そもそもそれを求める人間が入るところではない。

 そういう意味では、もともと安定志向だった俺は大きく選択をミスってしまっているわけだけど、それならもういっそのこと覚悟を決めて、自分の夢に挑戦した方がいいはず。

 ……。

 というわけで、ここに宣言します。

 俺は5年、いや3年以内にイラストで成果を挙げてみせます。

 これは俺が手がけたんだよ、と言える作品を作ってみせます。

 プロクリエイターとして、ちっぽけでも名を残してみせます。

 それが当面の俺の夢……、目標です。

 と、ここまで書いて最初から読み返してみる。あぁ、馬鹿だなぁ、何言ってんだろ。でも、今、俺がこう思っている、ということを文章にして残しておくことには意味があるはず。

 よし、絵の練習だ! ……あぁ、我ながら空元気くせぇなぁ……。

 ハハッ……。
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Comments
夢か… 
なかなか色々とぶっちゃけたな。
これからも大学内での数少ない友人としてその夢応援する。
俺も何かしら(そうぼんやりでは見つかるモノとは思えないが)目指すべき方向見つけられるよう生きますわ。

P.S.事変のライブは今後も是非誘って頂きたい。
>NHK非正規雇用だったため、残念ながら首切り 
いやぁ、実に恥ずかしいね。
自分では読み返せないですよ。

 日毎生意気になってやろう 大言壮語も吐いてやろう
 最後に見事笑ってみせよう 主役を思い知らせてやろう

なんて歌詞の唄がありましてですね。

とりあえず何か口にしたら、それには責任が伴って、きっとやってやれるような気がするんですよ。

それに、もう今を逃したら、こんな馬鹿みたいなことを考えることすら許されなくなるわけじゃないですか。

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三度の飯より鷹命。

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