選択

 今度の金曜に会う友達に、「話したいのは恋愛論みたいな話です」というメールを送ったら、「恋愛論(笑)」と笑われた。

 好きだなぁ、こういう反応。

 ただ、以前このブログにも書いたような彼女に対する恋愛感情は今はあまりない。

 もちろん、好きか嫌いかで言えば当然好きなんだけど、それを恋愛という次元に落とし込んでしまいたくないという気持ち。こう言ったとき、この言葉はあなたにうまく理解されるだろうか。

 自分に都合のいいように誤魔化しているだけなんじゃないかと言われるかもしれないが、これは嘘偽りのない感情である。

 極めて近く、限りなく遠いような距離感。大学時代にいろいろ関わったけれど、すごく仲がいいかと言えばそうでもない関係。

 何だか不思議な存在。

 しかし、それがいい。

 それでいい。

 そのことを認識できたということが、今回の失敗で得られた一番の収穫だったかもしれない。
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