Y's DIARY

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魔球



 『魔球』―東野圭吾

 創業20年足らずで一大企業に成長した東西電機。その社内に爆弾が仕掛けられる事件が起こったのは、春の高校野球選抜大会5日前。

 天才と称される須田武志投手を擁し、春の選抜大会に出場した開陽高校野球部。その主将にして正捕手の北岡明が刺殺される事件が起こったのは、4月初旬。

 一見無関係に見える2つの事件が、ある1人の人物の「約束」を中心に繋がり始める――。



 前回に引き続き、東野圭吾作品。

 これは何とも切ない。

 クライマックスにかけて伏線が回収されていき、するすると謎が解けていく様は非常に心地良いのだが、一方で明らかになる真相が切なすぎる。

 文庫版の解説にあるように、この作品はミステリというエンターテインメントであると同時に、ひとつの文学作品のようでもあると思う。

 良作。
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30代男。
三度の飯より鷹命。

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