Y's DIARY

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僕の賃貸戦争 2015 vol.2

 前回、引越し先の部屋探しを記録した「僕の賃貸戦争 2015」を書いたのだが、今回の部屋探しに当たっては、前回2009年の引越しのときに書いたエントリが我ながら参考になった。

 そこで、今回は部屋探しに引き続き、引越し業者選びの記録を残しておこうと思う。



 1月24日(土)

 23時過ぎ。

 部屋も決まり、次は引越し日を確定させるためにも依頼する業者を決めなければと思い、複数の引越し業者に一括で見積もりがとれるという「引越し価格ガイド」に情報を登録する。それぞれの業者に個々に依頼するよりは手間が省けて楽だろうと思ったからだ。

 情報を登録した直後、いきなり携帯電話に見知らぬ番号から着信が。

 おいおい、23時過ぎだぞ。誰だよ。
 とりあえず放置。

 しばらくした後、今度はその番号からSMSを受信。

 そこには、パンダマークの某社からの「無料見積の案内ができればと思いますが、今お電話してもよろしいでしょうか?」というメッセージが。

 「おいおいマジかよ何時だと思ってんだよ」と呆れながら、ネットで検索してみると、こういう一括見積サイトに登録した直後に電話がかかってくるのは普通にあることらしい。過去のメールを確認する限り、6年前も同じように一括見積サイトを利用した形跡があるのだけれど、そのときもこんな電話かかってきたっけ……。

 ただ、こちらとしても早めに引越費用と日程を確定させたいため、そのSMSに「はい」と返信する。
 つか、携帯で連絡とってくるってどういうことだよ。

 しばらくすると、同じ番号から着信。
 今度は放置せず応答する。

 電話してきたのは夜間コールセンターの女性だった。何だか声が弱々しくて、土曜の夜に不躾な電話をかけるという仕事をさせられている(というのは言いすぎかもしれないが)ことが何とも不憫に思えてくる。

 その女性の話を要約すると、「ちょうど明日は日曜日だし、もし都合がよければ訪問見積させてもらいたいが、いかがか」といったものだった。
 正直、翌日は12時前には外出する予定だったので、「午前中なら」と告げる。

 すると、その女性は保留にすることなく、近くの誰かに確認を取り始めた。微かにやりとりの声が聞こえる。

 そして、「明日の午前中に担当の者から改めて連絡させるので、もし都合が合えば訪問見積もりを利用してください」と。

 こんな夜中に電話をかける仕事なんてしてたら、電話口で相手から怒鳴られても文句言えないんじゃないかなぁなどと思い、やはりどうにも切ない気持ちになって電話を切る。

 1月25日(日)

 9時。

 まだベッドの中にいた俺は電話の音で目を覚ます。

 見慣れないフリーダイヤルだ。

 電話に出ると、パンダ社のコールセンターの女性。
 昨晩の女性とは違い、しっかりハキハキとした口調で「やっぱ日勤だと違うのかな」などと思いながら話を聞く。

 「10時から11時の間に担当が訪問する。訪問前には改めて担当から電話連絡させる」と言う。
 その時間に来てくれるのなら、こちらの予定にも影響がない。

 軽く部屋を掃除して、洗濯物を干していると電話が鳴る。10時を少しまわった頃である。

 パンダ社の担当営業を名乗る男性だった。
 10時40分頃の訪問になると言う。了承した旨を告げ、電話を切り、洗濯物干しを再開する。

 ものの数分後。また同じ番号から着信。

 先ほどの営業。
 この後もう1件まわってからの移動になるので、11時半頃になるなどと言い出す。

 「はぁ? ふざけるなよ? ついさっき『今から向かう』ようなことを言っておいて、それをすぐに翻すとはどういう神経してるんだ」と言いはしなかったが、正直この時点で一気に悪印象に。

 「昼前には外出すると言ったでしょう」と呆れるも、多少後ろにずらせないこともない予定だったので、「まぁとりあえず待ちます」と告げる。
 「急いで向かいますので!」と平謝りする営業。

 11時が過ぎる。来ない。

 11時半が過ぎる。来ない。

 ふざけてる。予定の時間をとっくに過ぎても何の連絡もよこさない。

 そして12時をまわった頃になってようやく電話が鳴る。

 パンダ男だ。

 こっちは外出する時間をずらして待っているにも関わらず、この男「もう外出されてますよね?」などということをぬけぬけと言いやがった。
 「は? 待ってるんですけど」と言うと、「これから向かうとまた20分くらいかかってしまうんですが、電話でお荷物の内容を伺って、それでお見積もりさせていただくというのはどうでしょうか」と言う。

 クソだ。俺の時間を返せ。

 そうは言いつつも、荷物の内容、そして引越は2/27を希望していること、さらにロフトベッドとテレビ台を処分したいと思っているのでその費用も教えてほしい旨を告げる。

 そしてこのパンダ男が弾きだした見積額に俺は愕然とした。

 \98,200だと。

 アホか。

 アホか。

 アホか。

 6年前の3月に横浜から品川に引っ越したときは同じパンダ社でも4万強だったぞ。
 それが、何で同じ品川区内(しかも1キロも離れていない)の引越で2倍以上の値段になるんだよ。

 あまりに想定とかけ離れた額を出してきたことに呆れ、6年前の実例も出して「高すぎる」と伝える。
 パンダ男は、ひとまずトラックの空きを確認して再度連絡すると告げ電話を切る。

 数分待った後、また着信。

 出てきた答えは、「こいつぁダメだ」と思わせるに十分な内容だった。

 まず、第一希望の2/27はもう空きがないので無理。第二希望として一応告げた2/20(と言っても前倒す気はさらさらない)なら何とか。
 そしてそのときの金額が\76,600。

 他にも見積をとっているので即決はできないと告げ、電話を切る。

 はい、パンダさん脱落。

 そもそも日程が合わなかったのでどうしようもないけど、営業もクソ。マジでクソ。

 さて外出、といきたいところだったが、今の時点ですでに1ヶ月先の空きがないという事実に焦りを感じ始めた俺は、他社の状況も確認しておきたいと考える。

 メーラを見ると、ちょうどアートさんから概算見積結果のメールが来ていた。
 すぐに内容を確認すると、「お時間お任せ便」で\19,000~と書かれている。

 「おっ」と思うも、実際に話を聞いてみないと何とも言えない。すぐに電話である。

 コールセンターの女性に「概算見積のメールを見て、詳細な話が聞きたい」旨を伝える。
 そして、パンダ野郎のときと同じように引越希望日と荷物の内容と不用品処分について話をする。

 アートさんでは不用品処分は受けていないとのこと。別途業者に頼むか、行政に回収依頼をしてほしいと。
 引越のタイミングと併せて処分したかっただけにこれはマイナスポイント。

 しかし、出てきた見積結果が魅力的であった。その額、\28,620。さらに、今決めてもらえればさらに安くすると言う。
 ただ、どうしても不用品処分の件が気にかかり、即決はせずに検討する旨を告げて電話を切る。

 まだ話を聞いていないところが1社残っている。赤井社もといアリさん社だ。
 ここは、昨晩の一括見積登録直後に届いたメールに概算見積が記載されていた。「市内移動・単身」であれば、\16,200~と記載されている。

 概算なんて当てにならん。電話じゃ電話。

 間の細かいやりとりは省略。はい、アリさんの見積ドン! \49,680(ロフトベッド+テレビ台処分費用込み)

 うーん、アートさんの提示額に別途の不用品処分費用を足したとしても、まだそっちの方が安い。費用交渉すればもっと下げられるだろうが、もう面倒くさい。

 ということで、心はアートさんに決まった。

 しかし、アリさんの対応には個人的にとても好感を持った。
 まず、いきなり電話をかけてくるというような鬱陶しい営業をかけてこない点。そして、最初のメールで概算とは言え、ちゃんと見積額を提示してくれる点。最後は(これはたまたまそういう営業だっただけかもしれないが)、電話見積を依頼した際にしつこく契約を迫ることもなく、淡々と見積額を教えてくれた点。

 パンダ野郎とは大違いだっぜ!

 さて、そんなわけでアートさんに決めた俺は再度こちらから電話。

 先ほどとは別の女性。他の見積とも比較して検討した結果、こちらにお願いしたいと告げる。
 しかし、\28,620でそのままお願いするつもりはなく、「BIGLOBE会員なんですけど」と、会員特典の値下げを暗に要求する俺。

 「BIGLOBEさんの割引内容を確認させていただきますね」と言って鳴る保留音。

 しばし待った後、「BIGLOBEさんの場合は20%割引ということなんですが、今の価格もすでに30%割り引いたお値段でして」と告げられる。うーんまぁそんなもんだよなぁ、でも基本料金もないのにすでに30%割り引かれてると言われてもホントかわからんがな、と思っていると、「ただ、ここで決めていただけるということで\25,000にさせていただきます」との声。

 こうして、土曜の夜から日曜の昼にかけての実質数時間で引越の日取りと業者を確定させたのであった。

 ただ不安なのが、今回は午前便ではなく、午後フリー便であること。それ故の安さでもあるのだけど、作業開始が夕方や夜なんかになってしまう可能性も0ではない。いや、予定日は金曜だから、別に俺自身は遅くなってもそんなに問題ないのだけれど、周りの迷惑考えたらね。できれば昼のうちにさっといなくなっていたいってのもあるし。

 まだ正式に契約したわけじゃないし、午前便にした場合はどれくらい金額に差が出るのか改めて確認してみようかとも思う。

 それと、ロフトベッドとテレビ台の処分は別途業者に頼まないといかんのだよな。これも想定外ではある。2/27の引越のタイミングでは室内に置きっ放しにしておいて、翌日に回収に来てもらうようなスケジュールにするかな。

 何はともあれ、着々と準備は整いつつある。


 それにしてもパンダ野郎は最悪だった。前回の引越の際に利用しており、そのときの作業員さんの仕事ぶりがよかったこともあって、よほど不誠実な対応でない限りはここにしようかなという心理的なアドバンテージがあったのに、そのよほどな不誠実っぷりであった。

 ここ、概算見積依頼しても絶対メールでは教えないのね。6年前に一括見積を依頼したときのメールを確認したんだけど、そのときもメールでは教えてくれなかった。とにかく訪問見積の約束を取り付けて、その場で契約に持ち込もうというスタンスなのね。

 最悪なポンコツ営業だったが、逆に、このポンコツ営業のおかげで「早く決めんと、空きがなくなって高い値段吹っ掛けられる」という危機感を抱くことができたという意味では役に立ったのやもしれん。
 そうでも思わないと、散々待たされたあの時間が無意味になってしまう。

 などと一連の流れを振り返りながら、パンダ野郎が連絡してきた電話番号を着信拒否リストに追加するのであった。
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30代男。
三度の飯より鷹命。

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